99%の遺族がイレッサ訴訟原告に居ない事実

原告に加わった遺族の比率 

大阪訴訟と東京訴訟については、 患者と遺族計15人が国と輸入販売元の「アストラゼネカ」(大阪市)に損害賠償を求めた訴訟で、政府は25日、国の責任を認めた東京、大阪両地裁の和解勧告を拒否する方向で調整を行った。 イレッサ訴訟、国も和解拒否へ-MSN産経ニュース 添付文書に警告欄を設けた02年10月15日までに服用した患者3人について、同社に賠償を命じた。同日以降に服用を始めた1人については賠償責任を否定し、遺族2人の請求を棄却した。 イレッサ副作用、国の責任否定=製薬会社に6000万円賠償命令-大阪地裁-時事ドットコム 患者と遺族の計11人が、国と輸入販売元の製薬会社「アストラゼネカ」(大阪市)に計1億450万円の損害賠償を求めた訴訟の25日の判決 原告のうち9人の請求を認めた。 国の「不作為責任」は認めず 大阪地裁「合理性認められる」-MSN産経ニュース ○○子は,就職後も,実家に居住し,父である原告○澤○雄 ○○子は,姉の原告Fと Bと原告Aがイレッサを知る経緯 原告Cは,本件被害者の一人であるDの長女である。 薬害イレッサ東日本損害賠償請求事件原告最終準備書面(第3分冊) によれば、大阪訴訟と東京訴訟の原告の最終合計人数は計15人であり、対象となる患者は7名である。 原告は、 原告団・弁護団は、新たに薬害イレッサ訴訟に加わっていただける方を探しています。 お心当たりのある方は、是非、下記弁護団事務局へお問い合わせ下さい。 原告を募集しています。-薬害イレッサ弁護団サイト として、他の被害者へも原告団への参加を呼び掛けていたが、最終的に患者7名分の遺族しか集まらなかった。

第1回公判で原告側が主張した死亡患者数は、 今回のイレッサの副作用死亡数は588人と発表されています 第1回期日(平成17年2月16日)・提出書証・意見陳述書-イレッサ薬害被害者の会 のとおり、588人である。

これによれば、裁判の対象となった患者数は死亡患者数の僅か1.2%に過ぎない。 つまり、98.8%の患者の遺族は訴訟には参加していないのである。

原告に加わらない理由 

ほとんどの遺族は、イレッサ副作用被害拡大問題の真相を正しく理解しているのである。そして、その真相は、国や製薬会社を訴えることでは何も変わらない。 本当の問題を解決するためにやるべきことは、国や製薬会社に責任転嫁して、裁判を起こすことではないのである。 そんなことをしても、真の問題解決からは逆行するだけなのである。 それを理解した遺族達は、復讐だけが目的の裁判には加わらなかったのである。

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